加藤千晶
蟻と梨

定価: 2,880円 (本体価格2,667円+税)

  • 商品番号: gattan-001
  • 2012/09/16 発売
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7年ぶりにアルバムを作りました。4thアルバム「蟻と梨」、2枚組です。 生きているといろんなことがあり、いろんなものがなくなります。
形あるものもいずれはなくなり、一方ではじめから形のないものや、なくなってしまったものも何処かの誰かの中には確かにあったり、そしていま目に見えていない何かも、こうしていまここにある。
けれどフと気がつけば、あなたの口笛も、犬の遠吠えも、わたしの寝言も、遠い汽笛も、それもこれも誰も彼も、どこかにあったといえばあったし、なかったといえばなかったのです。ここにはすべてが有って、なんにも無い。
だけども、わたしやあなたは確かにここにいて、笑ったり泣いたり怒ったりごはんを食べたり歌を歌ったりしています。
そんな、とても単純だけれどよくわからない、あまりにもめちゃくちゃで、でも愛すべきこの世界のことを、わたしなりに切り取りました。
時間というモノサシがなければ、1000年も、7年間も、今これを聴いてくださっている数十分も、実はただ瞬きするほんの一瞬の連続です。それも限りなくたくさんのあちらこちらでの一瞬。
それを仮に思い出と呼ぶとすれば、これからも含めてつながっている「こんなふうなどこかの誰かの一瞬の思い出」を詰め込むにはあまりにもちっぽけな2枚組ですが、この穴のあいた2枚の○には、たくさんのすばらしい方々にこれ以上ないほどの演奏と力を吹き込んでいただきました。
できればたくさんの人のお耳に届いて、これもまた何処かの誰かの一瞬の思い出のひとつにしてもらえたらとてもうれしいです。

加藤千晶


『Happy Trick』がドラマ「花のズボラ飯」(原作:久住昌之)のオープニングテーマに決定しました。
他にも久住さん書き下ろしの楽曲と共に、『蟻と梨』からも色々な曲がドラマのBGMとして流れます。
蟻discのインスト、という珍しい形もお楽しみいただけるかもしれません。 2012年10月23日よりTBS 毎週火曜 深夜0:55〜、MBS 毎週木曜 深夜0:55〜。他、各局でも放送予定です。


◆蟻◆disc
1. 川通りのS
2. コップ切符切手汽笛
3. おはよう靴下
4. 怪獣のにじむ町
5. おやすみおかえり
6. 発車オーライ
7. 長靴賛歌
8. コーヒーカジタで
9. I Want To Be Your Sunshine
10.忘れものはないね?
11.町屋の塀
12.This Is The Music




□梨□disc
1. Happy Trick
2. 西町通り商店街
3. バーバーカナリヤ
4. Rendezvous
5. 影と歩けよ
6. 電球のくせ
7. パイナップルのてっぺん
8. 七丁目のあくび
9. おばけのメロディ
10.Nathanとロバ
11.八歩六歩練習曲
12.東の町に枇杷のなる




演奏・加藤千晶とガッタントンリズム

加藤千晶 - Vo・Piano・Melodion・Recorder・kazoo・Toys
高橋結子 - Drums・Percussion
河瀬英樹 - Contrabass
関島岳郎 - Tuba (蟻-3,9,12 梨-4,7,8,9)
中尾勘二 - Trombone (蟻-2,4,6,9,12 梨-3,5,8) / Drums (蟻-2,3,6)
多田葉子 - Clarinet (蟻-4,5,7,9 梨-1,4,6,9,10,11) / Sax (蟻-2,12 梨-1,3,8)
熊坂るつこ - Accordion (蟻-1,10,11 梨-2,10,11) 
ブラウンノーズ - Chorus (蟻-6 梨-9) / Drums・Banjo・Mandoline・Toys (梨-9) / 街の様子 (梨-1)
中野明美 - Cornet (蟻-8,12 梨-7)
梶田真二 - Electric Bass (蟻-8)
鳥羽修 - Guitar / Ukelele (梨-6) / Percussion (蟻-3)  

Produced by 加藤千晶・鳥羽修
Recorded and Mixed by 鳥羽修


プロフィール
加藤千晶
愛知県生まれ。
インストルメンタルのバンド『ザボンドボン』でメトロトロンレコードのオムニバスに参加した後、ソロになる。
1997年に1st ソロアルバム『ドロップ横丁』をムーンライダーズの鈴木博文氏プロデュースでリリースする。
その後2000年に2nd 『ライラックアパート 一○三』、2005年に3nd 『おせっかいカレンダー』をリリース。
今回の『蟻と梨』はソロアルバムとしては7年ぶりの4thアルバム。

1997年以来、作曲家、作詞家として、CMやEテレの番組などで曲を作ったり、時には歌うこともある。
Eテレでは『ピタゴラスイッチ』『いないいないばあっ!』などへも楽曲を提供、『おかあさんといっしょ』では「ほっとけーきはすてき」の作詞作曲も担当しました。
ピタゴラスイッチのロゴや、最近ではEテレ0655/2355の「あたし、ねこ」「わたし、犬、いぬ」なども歌っています。

「スルドく、ユルく、軽やかに」をモットーに日々奮闘中です。

加藤千晶オフィシャルサイト 
加藤千晶食堂


まず、今作の中で初めて耳にしたのは、梨discの1曲目「Happy Trick」ピアノを中心に様々な楽器音が次第に入り込んでくる。
途中クラリネットソロから更に騒ぎ立てられる。このアーリーアメリカンな雰囲気でいきなり心を鷲づかみ。ドラムス、コントラバスにアコーディオン、ホーンセクションとギターにパーカッション、コーラス、加えて諸々のトイ、そしてリコーダー。
これだけのメンバー、楽器が入っていて、確かに多くの楽器は聞こえてくる、しかもどれも個性に溢れている、でも、主張しない、いや、し過ぎない。
幾重にも重なる音の粒をピアノがリードし、まとまっている。このピアノこそ、加藤千晶その人である。
天気のよい午前中の散歩、おそうじ、洗濯物、どれをとっても気持ちよく進行するに違いない。
子どもと大人の交差点にいつも流れる、流れていて欲しい楽曲たち。そして、その交差点は、無限大に大きくて、いつまでもず~っと流れ続ける。
いい大人が必死に弾いて、ほとばしる汗も拭かず奏で続ける理由は、特にない、気持ちがよいから、なんじゃないかと思わせる。

『そう これは私がここにあった音楽』

と自身で唄うように(といってもあくまで憶測だが)、加藤千晶の原点が見え隠れするこの2枚組は、まさに渾身の作品である。
原点がと言いつつも、決して原点回帰ではなく、それをベースにした進行形ミュージック。
こんなアルバムを待っていた。
こんなポップなアルバムがみんなの耳に届いて欲しいと切に願う。
まずは、聴いて欲しい。聴いたら、周りに伝えて欲しい。
伝えたくなるアルバムです。


コメント(順不同)

おや、夜の町角から加藤千晶さんが帰ってきた。楽しさと少し淋しさをつれて.....。
古本を読んでいるとなぜか加藤千晶が聴きたくなるんです。
なぜか本当なのです。

岡崎武志氏(書評家 古本ライター)

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こここ、これ、とんっでもなくイイです!
ボクの友だち全員、ボクの読者全っ員に、今すぐ聴かせたい。

久住昌之氏(漫画家 ミュージシャン)

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なんて平和なんだろう・・・。うん、なんて幸せなんだろう。
歌の中でフレッド・アステアになって、ずっとずっと踊っていたい。

梅津和時氏(ミュージシャン)

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毎日の鼻唄が加藤千晶だったらいいのに。
水たまりを歩く足音が加藤千晶だったらいいのに。
今日もぼくは加藤千晶をきく。
彼女のピアノで地図を書き
歌で目印をつけてぶらぶらするんだ。
加藤千晶をきいていたら
いつもの散歩も
いつもの電車も
いつもの天気予報も
いつものおはようもさよならも
ハラハラとした大事件に変わる。
あの横町の角の向こうにあるはずの
音楽のおもかげを
見失いたくない日には
ぼくは加藤千晶をきく。
この世のなかをつまんなくしてる
“アリ”と“ナシ”との境界線を
ひょいと乗り越えるステップを刻むために
ぼくは加藤千晶をきく。
現実から覚めて夢をみるための
目覚まし時計みたいに
加藤千晶をきく。
“おもちゃ箱をひっくりかえしたような”音楽だなんて
適当なほめ言葉じゃなくてさ、
その素敵にごちゃまぜなおもちゃ箱を
ひっくりかえしてしまわないように
しぶとくたのしくしたたかに
昨日もおとといもこないだも
今日もあしたもあさっても
音楽を愛しつづけたい。
それがこの世界には必要だ。
だからぼくは
加藤千晶をきく。

松永良平氏(リズム&ペンシル)

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この2枚組は、1枚は歌、1枚はインストゥルメンタル。
すべての曲にグッドタイム・ミュージックが溢れんばかりに
詰まってる、大きな缶入りのプレゼントのようだ。
開けるのがとても楽しみなナンセンスとシリアスだ。

鈴木慶一氏



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