高田瞽女:杉本キクイ/杉本シズ/難波コトミ
瞽女さんの唄が聞こえる

定価: 4,104円 (本体価格3,800円+税)

  • 商品番号: ITODVD-001
  • 2010/04/25 発売
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瞽女(ごぜ)と呼ばれる人々がいました。盲目の女性だけで組織を作り、隣村遠国に唄をうたい歩いた芸能集団です。
中世以来少なくとも400年以上の伝統を持ち、伝える唄の数々はその後のあらゆる日本音楽の源流になったとさえ言われますが、時代の変化とともに今やその姿は全く見られなくなりました。
医療や福祉、教育の手が行き届かなかった時代から、自力で生きる道を拓いてきた瞽女さんたちの生き方や歌声は、21世紀を生きる私たちに何を伝えてくれるでしょう。
このDVDは昭和46年、新潟県高田(現上越市)に健在だった最後の瞽女、無形文化財の杉本キクイさんら三人の暮らしと旅の様子などを記録した貴重なフィルムに加え、作品中で一部紹介されている代表的な瞽女唄を完全復刻。唄だけでも繰り返し楽しめるよう構成されています。


記録映画「瞽女さんの唄が聞こえる」
瞽女唄
1. 門付け唄
2. 新保広大寺
3. 昭和音頭
4. へそ穴口説き
5.祭文松坂 葛の葉子別れの段


● 「盲目の女性が三人で暮らしている」
「彼女たちは遠い昔から伝わる唄をたくさん知っているらしい」
そんなあやふやな情報だけを頼りに高田(現上越市)の町を 訪れたのは昭和四十年代の初めの頃だったと思う。

● 瞽女さんのことなど、モチロン何も知らなかった。
瞽女さんたちが一曲三十分もかかる長い物語り唄を 五十以上も記憶しているということ。それを文字を知らない 師匠から弟子へ、代々口から耳へ伝えてきたことも知らなかった。

● 村々を訪ね、農作業に明け暮れる人々に《唄》を運び、 隣村遠国の《ニュース》を届けた瞽女さんたちを村の人たちが、どんなに待ち望んでいたかも知らなかった。

● 医療や教育、福祉の手がまるで及ばなかった時代から盲目の女性だけで仲間を作り、助け合って生きてきたことなど気がつきもしなかった。

● 東京オリンピックから大阪万博に至る時代、ひとことで言えば、それは日本中が豊かさと便利さを必死に追い求めた時代だった。だが、瞽女さんたちは頑固なまでに古いしきたりを守り 質素で確かな暮らしを生きていた…

● 当時の瞽女さんたちの暮らし描いたこの記録映像を特に平成生まれの若い皆さんに捧げたい。皆さんに瞽女さんの唄は、どう届くだろうか…

記録映画《瞽女さんの唄が聞こえる》監督・伊東喜雄


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